ベトナムで生活を始めるとき、意外と気になるのがインターネット環境です。
「ベトナムのWi-Fiは遅いのでは?」「日本のテレビや動画は問題なく見られる?」「賃貸物件では自分でインターネットを契約する必要がある?」といった質問は、ハノイでお部屋探しをする日本人のお客様からもよく聞かれます。
実際には、ベトナムのインターネット環境はここ数年で大きく進化しています。2026年現在、一般家庭向けでも300Mbpsクラスが標準的になり、500Mbps〜1Gbpsクラスのプランも選びやすくなっています。
一方で、契約している回線が高速でも、物件内のWi-Fi設備やルーターの位置によって実際の通信速度が大きく変わることがあります。
この記事では、ハノイで日本人向けの賃貸住宅を紹介しているSUNSMILE HOMESが、2026年のベトナムのインターネット事情、日本との違い、そして賃貸物件を選ぶ際に確認しておきたいWi-Fiのポイントを解説します。
この記事の要点
2026年のベトナムでは、家庭用インターネットの高速化が進み、日常利用では日本と大きな差を感じないケースも増えています。ただし、賃貸物件では「契約回線の速度」だけでなく、室内Wi-Fi環境まで確認することが重要です。
✓ 料金が安い
月20万VND前後から高速光回線
✓ 高速化
300Mbps〜1Gbpsも選択可能
✓ 物件ごとの差
Wi-Fi設備・ルーターが重要
この記事の内容(トピック)
ベトナムの主要インターネットプロバイダ

ベトナムの家庭用インターネットでは、主にVNPT・Viettel・FPT Telecomの3社が広く利用されています。
ハノイのコンドミニアムやサービスアパートでも、この3社のいずれかの光回線が導入されているケースが多くあります。
VNPT
ベトナムを代表する大手通信事業者の一つです。固定電話・インターネットなど幅広い通信サービスを提供しています。
2026年現在、家庭向け「Home 1」は300Mbpsで、ハノイ・ホーチミン市内では月額220,000VND。500Mbpsや約1Gbpsの上位プランも用意されています。
Viettel
携帯通信でも大きなシェアを持つ通信会社で、固定インターネットもベトナム各地で提供しています。
ハノイ・ホーチミン市内向けでは、300Mbpsが月額235,000VND、500Mbps〜最大1Gbpsクラスが月額265,000VNDなどのプランがあります。Wi-Fi 6対応機器を提供するプランもあります。
FPT Telecom
都市部の住宅やコンドミニアムでよく利用されている通信会社です。
300Mbpsクラスのプランは月額195,000VNDから案内されており、Wi-Fi 6対応モデムや高速プランも提供されています。
| プロバイダ | 速度の例 | 月額料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| VNPT | 300Mbps〜約1Gbps | 約220,000VND〜 | 全国規模・幅広いエリア |
| Viettel | 300Mbps〜1Gbps | 約235,000VND〜 | Wi-Fi 6・広いサービスエリア |
| FPT | 300Mbps〜1Gbpsクラス | 約195,000VND〜 | 都市部で利用例が多い |
料金について
料金・速度・キャンペーン・初期費用は、地域や建物、契約時期によって異なります。上記は2026年8月時点で確認できる代表的な家庭向けプランの目安です。
ベトナムと日本のインターネットを比較

数年前まで、ベトナムの家庭用インターネットは「安いけれど日本より遅い」という印象がありました。
しかし2026年現在は、300Mbps以上の家庭向けプランが一般的になり、500Mbps〜1Gbpsクラスも選びやすくなっています。
日本では1Gbpsの光回線が広く普及しており、さらに10Gbpsプランも増えています。一方、料金についてはベトナムの方がかなり安く設定されています。
| 比較項目 | ベトナム | 日本 |
|---|---|---|
| 家庭用料金 | 約20万〜40万VND台が中心 | 約4,000〜7,000円前後 |
| 代表的な速度 | 300Mbps〜1Gbps | 1Gbps〜10Gbps |
| 通信方式 | 光回線中心 | 光回線中心 |
| Wi-Fi 6 | 対応プラン増加 | 広く普及 |
| 料金の支払い | 月払い・複数月前払いなど | 月払いが一般的 |
| 賃貸住宅 | 家賃にWi-Fi込みの場合あり | 入居者契約が一般的 |
| 海外アクセス | 国際回線障害の影響を受ける場合あり | 比較的安定 |
2026年のポイント
ベトナムは「安いけれど遅い」という時代から、「料金が安く、家庭用として十分高速」なインターネット環境へ大きく変化しています。
ハノイの賃貸物件ではWi-Fiが家賃に含まれることも多い

日本とベトナムで大きく異なるのが、賃貸住宅でのインターネット契約です。
ハノイのサービスアパートでは、インターネット料金が家賃に含まれており、入居したその日からWi-Fiを利用できる物件が多くあります。
入居者が通信会社と直接契約する必要がなく、Wi-Fiのパスワードを設定するだけで利用できるため、外国人にとって非常に便利です。
サービスアパート
サービスアパートでは、Wi-Fiが家賃・サービス料金に含まれているケースが多くあります。通信に問題が起きた場合も、フロントや管理スタッフに相談できる物件があります。
コンドミニアム
個人オーナーから借りるコンドミニアムでは、オーナーがすでに契約している回線をそのまま利用する場合と、入居者が新たに契約する場合があります。
そのため契約前に、「インターネット料金は家賃に含まれているか」「現在使っているプロバイダはどこか」を確認すると安心です。
物件内覧時に確認したいWi-Fi 5つのポイント

インターネットを重視する方は、物件資料に「Wi-Fiあり」と書かれているだけで判断しないことが重要です。
① 実際の通信速度を測定する
内覧時にWi-Fiへ接続し、スマートフォンなどでSpeedtestを行います。
② 部屋専用回線か共用Wi-Fiか確認する
建物全体で1回線を共有している場合、利用者が増える時間帯に速度が変化する場合があります。
③ 5GHzに対応しているか確認する
2.4GHzのみの古いルーターより、2.4GHz・5GHz両対応の機器の方が高速通信を利用しやすくなります。
④ ルーターの位置を確認する
広い2LDK・3LDKでは、ルーターが玄関付近にあると寝室まで電波が届きにくい場合があります。
⑤ 個別回線を追加できるか確認する
在宅勤務などで通信品質を重視する場合は、自分専用の光回線を追加できるか確認しておくと安心です。
特にリモートワーク、オンライン会議、大容量ファイルの送受信、日本の動画配信サービスなどを頻繁に利用する方は、内覧時の速度確認をおすすめします。
「回線速度」と「Wi-Fi速度」は同じではない
ここは物件選びで非常に重要なポイントです。
例えば契約回線が500Mbpsでも、Wi-Fiルーターが古かったり、寝室とルーターの間に壁が何枚もあったりすると、スマートフォンで実際に測定した速度は大きく低下することがあります。
つまり、「500Mbpsの回線を契約している=部屋のどこでも500Mbps出る」わけではありません。
広い部屋ではMesh Wi-Fiもチェック
2LDK・3LDKやメゾネット、大型ヴィラでは、複数のアクセスポイントを使うMesh Wi-Fiを設置すると電波の届きにくい場所を減らせます。
ベトナムのインターネットは安定している?
通常時のWeb閲覧、YouTube、Netflix、オンライン会議、SNSなどであれば、現在のベトナムの固定回線でも十分利用できるケースが多くあります。
一方、日本と少し違う点として意識しておきたいのが海外サーバーへの接続です。
ベトナムと日本・米国・欧州などを結ぶ通信は国際回線を経由するため、国際海底ケーブルなどに障害が発生すると、国内サイトは問題なくても海外サイトへのアクセスだけ遅くなる場合があります。
ただし、ベトナムでは国際通信インフラの増強が続いており、以前と比べて通信環境は改善しています。
在宅勤務ならスマートフォン回線もバックアップに
重要なオンライン会議や在宅勤務が多い方は、固定回線だけに依存せず、スマートフォンの4G・5G回線も利用できるようにしておくと安心です。
自宅Wi-Fiに一時的な問題が起きても、スマートフォンのテザリングへ切り替えることで仕事を継続できます。
契約・設置・サポートは日本と少し違う
以前は「通信会社の窓口へ行って契約する」というイメージが強かったベトナムですが、現在はオンライン受付やスマートフォンアプリによる料金支払い・契約情報確認なども増えています。
例えばViettelではMy Viettelアプリから契約情報の確認、料金支払い、プラン変更、サポート依頼などを行えるようになっています。
FPTも、設備や地域の条件が整えば比較的短期間で設置できるプランを案内しています。
ただし外国人の場合、契約名義、必要書類、支払条件などが物件・プロバイダによって異なることがあります。
そのため自分で契約する必要がある場合は、オーナーや不動産会社に手続きをサポートしてもらうとスムーズです。
契約時の注意
「ベトナムのインターネットは違約金がない」と一律に考えない方が安全です。前払い料金、設置機器、キャンペーン、機器返却などの条件は契約内容によって異なるため、申込時に確認しましょう。
SUNSMILE HOMESが考えるWi-Fiを重視した物件選び
ハノイで部屋を探す場合、インターネット回線の「会社名」だけで物件を選ぶ必要はありません。
VNPT・Viettel・FPTはいずれも高速プランを提供しているため、実際の生活では物件側のネットワーク設備の方が重要になることがあります。
特に確認したいのは次の3点です。
1|実際の室内速度
契約速度ではなく、実際にスマートフォンやPCで利用する場所の速度を確認。
2|Wi-Fiの設備
ルーターの規格・位置・Mesh Wi-Fiの有無を確認。
3|トラブル時の対応
サービスアパートならフロント対応、コンドミニアムならオーナーや管理会社の対応方法を確認。
特に在宅勤務をする方の場合、家賃や立地と同じくらいインターネット環境が生活の快適性に影響することがあります。
ハノイのお部屋探しを日本語でサポート
勤務地、家賃予算、入居人数だけでなく、在宅勤務やインターネット利用状況もお知らせください。生活スタイルに合った物件をご提案します。
SUNSMILE HOMESが物件探しから契約、入居後まで日本語でサポートします。
よくある質問|ベトナムのインターネット・Wi-Fi
Q1. ベトナムのWi-Fiは日本より遅いですか?
一概には言えません。2026年現在、ベトナムでも家庭向け300Mbps〜1Gbpsクラスの光回線が利用できます。一般的な動画視聴やオンライン会議であれば十分な速度です。
Q2. ハノイのサービスアパートではWi-Fiは無料ですか?
家賃やサービス料金にインターネットが含まれている物件が多くあります。ただし物件によって契約条件が異なるため、入居前に確認してください。
Q3. 日本のNetflixやYouTubeは見られますか?
通常のインターネット利用であれば視聴可能です。ただし各動画サービスの配信地域・アカウント条件などはサービスごとに異なります。
Q4. 在宅勤務ならどのくらいの速度が必要ですか?
オンライン会議だけであれば極端な高速回線は必要ありません。それよりも、速度の安定性、Wi-Fiの電波強度、ルーターの位置、バックアップ回線が重要です。
Q5. VNPT・Viettel・FPTのどれがおすすめですか?
建物やエリアによって回線設備が異なるため、一社だけを一律におすすめすることは難しいです。物件ですでに導入されている回線、料金、速度、サポート方法を確認して選ぶのが現実的です。
まとめ|ベトナムのネットは「安いけれど遅い」から大きく進化
2026年現在、ベトナムの家庭用インターネットは数年前と比べて大きく高速化しています。
月20万VND前後から300Mbpsクラスを利用でき、500Mbps〜1Gbpsクラスのプランも珍しくなくなりました。
料金だけを見れば、日本と比べても非常にコストパフォーマンスの高いインターネット環境と言えます。
一方、ハノイで賃貸住宅を選ぶときには、プロバイダや契約速度だけを見るのでは不十分です。
ルーターの性能、設置場所、共用Wi-Fiか個別回線か、実際に部屋でどのくらい速度が出るか。
こうしたポイントまで確認すると、入居してから「ネットが遅くて仕事ができない」というトラブルを減らすことができます。
特に在宅勤務やオンライン会議が多い方は、物件内覧時にインターネット環境も確認しておくことをおすすめします。
ハノイでインターネット環境も含めてサービスアパートやコンドミニアムをお探しの場合は、SUNSMILE HOMESまでお気軽にご相談ください。
※掲載している通信速度、料金、キャンペーン、サービス内容は2026年8月時点で確認した情報をもとにしています。料金や提供条件は地域・建物・契約時期によって変更される場合があります。契約前に各通信事業者へ最新情報をご確認ください。